「”論理的に”わかりやすく説明して!」
そう言われても、具体的にどうすればいいのかよくわからない人も多いのではないでしょうか。
「論理的な人の話はわかりやすい」とよく言われます。ビジネスの世界でも、論理的に物事を考える「ロジカルシンキング」は重要なスキルの一つです。
一方で、論理的に考えることができずに、自分の感覚やその場の雰囲気で判断してしまいがちな人もいます。判断ミスや人間関係のトラブルを防ぐためにも、論理的に考えるというのは重要になってきます。
また、最近の高校の国語は、選択科目として論理国語、文学国語、国語表現、古典探求の4つがあり、何を選ぶかは迷うところです。論理的と感情的の違いをよく理解しておかないと、選びづらいということもあるでしょう。
今回は、論理的とはどういうことなのかを認知科学的な視点も交えながら深掘りし、メリットやデメリット、直感的や感情的との違いについて解説していきます。