話が続かない原因と占い師も使う相手に話させるテクニック

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「どうしても会話が続かない!」

 

短い会話なら問題ないけど、長時間話すとなると、途中で詰まってしまい困るという人も多いでしょう。

 

たいていの人は、その原因に気付いていないだけで、ちゃんと原因に対処できれば、途中で会話が止まってしまうのも防げます。

 

話が続かない原因とは、そして、話を続かせるための占い師も使うテクニックとは・・・

話が続かない悩み

 

あまり親しくもない相手との会話ともなると、話がなかなか続かないですし、沈黙してしまうと、なんだか気まずいですよね。

 

「何か話さなければ!」と思っても、なかなかうまくいかないということも多いのではないでしょうか。

 

例えば、営業の場面でも、お客様との話がなかなか続かないとなると、信頼関係が思うように深まりませんよね。

 

恋愛でも、せっかく好きな人が目の前にいるのに、話が盛り上がらなかったら、残念なことになってしまいます。

 

カウンセリングの場合でも、キャリアコンサルタント講座の模擬面談は15分間で行うのですが、受講生の中には「15分も持たないです!」という人もいたりします。

 

実は私自身も、その中の一人だったということもあり、模擬面談では時間を余らせてしまい、「どうしよう・・・聞くことが無くなったし・・・」と困った時がありました。

 

せめて15分くらいは会話を持続させないと、相手からいろいろな話を聞き出せませんし、信頼関係も作りにくいでしょう。

 

そこで、まずは話が止まってしまう原因について、解説していきます。

 

相手から嫌われるNGな質問

どうしても話が続かずに困ってしまうという人は、無意識のうちに相手から嫌われる質問をしてしまっています。

 

実際に、私がキャリアコンサルタント講座のスクーリングの模擬面談で話に詰まってしまったケースを分析してみると、「あっ!やっぱり、やってしまっていた・・・」と言うケースがほとんどでした。

 

その相手から嫌われるNGな質問というのが、次の3つのパターンです。

 

まるで警察の職務質問

 

相手から話を聞こうと思ったら、まず質問しますよね。

 

でも、あまり質問ばかりを繰り返してしまうと、相手に負担をかけることになります。

 

質問されたらちゃんと答えないといけないという精神的なプレッシャーもありますし、中には、あまり答えたくない質問だってあるわけです。

 

それに、こちらが自己開示をしたり、共感的な態度をとったりということもせずに、一方的に質問責めにしてしまうと、もはや警察の職務質問のような状態です。

 

そうなってくると、相手も話すのがしんどくなってきますから、だんだんと話す量も減ってきてしまい、話が続かなくなってしまうんですね。

 

5W1Hを使った質問は、確かに会話の中では大事ですが、使い過ぎは逆効果です。

 

相手の話したいことを聞いていない

 

誰にでも、このことについて話したいというものが、一つや二つはあります。

 

でも、話を聞く側が、そのことに気付かずに、自分が関心のあることばかりを聞こうとすると、話す側は嫌な気持ちになってしまうことがあります。

 

キャリアコンサルタント講座の模擬面談でも、自分が相談者役をやっていて、聞いてほしいこととは別の方向に質問が行ってしまうと、「あ~、行っちゃった・・・」となって、話す気がなくなってしまうんですね。

 

逆に、自分がキャリアコンサルタント役をやっていて、途中で話が詰まってしまうことがあります。

 

そんな時に、後で相手に話を聞いてみると、「もっとここを聞いてほしかった」ということを言われ、「しまった!そこがポイントだったのか!!」となるんです。

 

こういった話のツボ(相手が聞いてほしいと思っていること)を外してしまうと、話は長く持たないので、注意しましょう。

 

考えや価値観を押し付けてしまっている

 

「~した方がいいんじゃないですか?」だとか「~すべきじゃないですか?」といった言葉も、話が続かなくなる原因です。

 

頭の回転が速い人なんかは、すぐに解決策が思い浮かんでしまうので、親切心でついアドバイスしちゃうんですよね。

 

でも、解決策を提示してしまうと、話はそこで終わってしまいます。

 

それに相手の話を十分聞かないまま解決策を出してしまい、それが相手に合わないものだと、相手からは考えが合わない人だと思われます。

 

そうなると、相手はもう話をしたがらなくなってしまうんですよね。

 

また、相手が女性の場合には、問題解決よりも共感してもらいたいと思っていることが多いので、解決策ばかりを出そうとすると嫌がられます。

 

会話を長続きさせるためには、こちらから積極的に解決策を提示するのは、控えた方がいいんです。

 

占い師は、どうやって相手に話させて信頼を得ているのか

会話をうまく続けながら、相手からの信頼を得るには、どうすればいいのか。

 

そのヒントになるのが、占い師の使うトークテクニックです。

 

どうして占い師の使うテクニックが参考になるのか、そして、どんなテクニックなのかを解説します。

 

なぜ占い師なのか

 

占い師ともなると、相手にたくさん質問を投げかけるということは、できませんよね。

 

そんなことをしたら、「占い師だったら、それくらい分かるんじゃないですか?」とツッコミを入れられてしまいます。

 

また、相談者が恋愛運をみてもらいたいという時に、話の方向が仕事運や金運のことばかりになってしまうと、相談者は満足しません。

 

さらに、相談者が、ため込んだ感情を全部吐き出してスッキリしたいと思っている時に、いきなり解決策をズバッと提示してしまうと、相談者としては不満が残ってしまいます。

 

なので、腕のいい占い師ともなると、相手が話したがっていることをさりげなく引き出して、そこから問題解決の糸口をさぐっていくわけです。

 

相談者は、自分が話したいことを自由に話せるわけですから、途中で会話がかみ合わなくなって止まってしまう心配がないんです。

 

そして、それを可能にするのが、ベールに包まれた質問というテクニックです。

 

ベールに包まれた質問というテクニック

 

あまり質問するわけにはいかない、でも、相手には話してもらわないと困る・・・。

 

そんな時にどうするのかというと、一見すると質問とは分からないようなフレーズを使って質問をします。

 

例えば、手相を鑑定した後で、「いろいろと、ご苦労されたんですね」と言うような場合。

 

相談者によっては、そう言ってもらえると、「ああ、分かってくれてるんだ!」と思って、苦労した時のことを話し始めます。

 

そうすると、わざわざ直接質問しなくても、相手が勝手に話してくれるんですね。

 

この「いろいろと、ご苦労されたんですね」というフレーズは、言い換えると「いろいろとご苦労されたんじゃないですか?」という質問になります。

 

このように質問だと気づかれないような言い回しをすることで、相手に自由に話させるわけです。

 

フレーズの中身としては、曖昧で誰にでも当てはまるようなものにします。

 

そうすることで、言われた相手は、「この人は、分かってくれてるんだ!」と思い込んで話しだし、相手にたくさん話をさせることができるんです。

 

具体的なテクニックの使い方

 

「占い師がどんなテクニックを使っているのか分かったけど、使いこなす自信がない・・・」

 

そう思われる方も、いらっしゃるでしょう。

 

そんな方のために、もっと簡単にできる方法をご紹介します。

 

目についたものについて、感じたことを言う

 

相手の見た感じの印象や性格、持ち物などについて、さりげなく触れると、そこからいろいろな情報が引き出せたりします。

 

例えば、すごく日焼けした男性がいたとします。

 

「ずいぶん日焼けされてますね。エネルギッシュって感じですよね」と言えば、相手は「外回りの営業の仕事をしてまして」だとか「実は、海釣りが趣味なんですよ!」と答えてくれるかもしれません。

 

もしも、「外回りの営業のお仕事とかされてるんですか?」と直接質問してしまって、「実は、海釣りが趣味でして・・・」となると、その後の話の展開がやりにくくなります。

 

注意点としては、目についたものなら、なんでもOKというわけではなく、相手のコンプレックスにつながりそうな話題は避けるようにしましょう。

 

共感的フレーズ

 

ひたすら質問ばかりが続いてしまうと、相手もだんだんと嫌になってきます。

 

例えば、相手のつらかった経験を聞くにしても、「具体的に、どんなことがつらかったですか?」という聞き方では、相手としては、どこか他人事で冷たい印象を受けてしまいます。

 

でも、「つらかったんでしょうね」という形でベールに包まれた質問にすれば、ちゃんと理解して寄り添ってくれているような印象に変わるんですね。

 

そうすると、相手にしてみれば、「この人は、理解のある人だ!」と思うわけですから、どんどん話してくれるようになります。

 

このように、「~でしょうね」という共感を示すようなフレーズを使えば、相手は心を開いて話しやすくなります。

 

自分の場合について話す

 

自分の場合について話すということも、ベールに包まれた質問として使えるやり方です。

 

まず先に、自分について話すことで、相手側に「他人の話を聞くだけ聞いておいて、何も話さないのは不公平だ」という心理が働くようになるんです。

 

それに、こちらが自己開示することで、相手の警戒心も解けて、相手も話しやすくなるんですね。

 

あまり自慢話のように思われないように注意しながら、仕事や家庭、趣味のことなど、さしさわりの無い範囲内で話してみましょう。

 

このテクニックのメリット

 

ベールに包まれた質問は、なんだか回りくどい質問だと感じる人もいるでしょう。

 

こんな面倒くさい質問のやり方をするよりも、普通に質問した方が楽だと感じる人もいるはずです。

 

でも、ベールに包まれた質問には、次の3つのメリットがあるんです。

 

相手に圧迫感を与えない

 

一番のメリットは、何といっても相手に圧迫感を与えないことです。

 

なんだか緊張した雰囲気があると、話しづらいですよね。

 

圧迫感を与えないようにすることで、相手は気軽に話せる状態になり、会話も長続きするわけです。

 

信頼関係を築きやすい

 

相手が何でも気兼ねなく話してくれるためには、自分と相手との間に信頼関係があることが重要です。

 

ベールに包まれた質問では、相手に対して好意的な印象を与えるので、信頼関係を築きやすいんです。

 

先ほどの例でいうと、日焼けした男性に対して、「外回りの営業のお仕事でもされてるんですか?」なんて聞き方をすると、「日焼けするほどがんばってるんでしょ」みたいな雰囲気が出てしまいます。

 

そうなると、実は海釣りが趣味で、それで日焼けしているとは答えにくくなります。

 

なので、相手に変なプレッシャーを与えないようにするために、わざと回りくどい聞き方をするわけです。

 

相手から情報を得やすい

 

ベールに包まれた質問は、質問の内容がかなり曖昧です。

 

5W1Hを使って質問するわけではないので、何を答えるのかは、けっこう自由なんです。

 

例えば、5W1Hを使って、「いつですか?」や「どこですか?」という聞き方をすると、答えは時期や場所に限定されてしまいます。

 

でも、ベールに包まれた質問では、5W1Hを使っていませんから、何を答えるのかは、相手が自由に決めることができます。

 

結果として、相手は自分が答えやすいことを自由に話せるので、こちらとしては、たくさんの情報を得ることができるわけです。

 

人付き合いが苦手な人は、ここをチェック

ここをチェック

話が続かないと、どうしても人と会うのも苦手になってきますよね。

 

そんな人付き合いが苦手だという人は、先ほども書いた相手から嫌われるNGな質問をやってしまっていないかチェックしてみてください。

 

とりわけ内気な人ともなると、相手に対して共感的な態度を示すのが苦手で、機械的に質問を繰り返してしまうという状態になりがちです。

 

質問の連続は、相手に圧迫感を与えてしまうので、くれぐれも注意しましょう。

 

また、相手が何について聞いて欲しがっているのかを知るには、相手のことをよく観察することが必要です。

 

自分のことばかりに注意がいってしまったり、「次は何を聞こうか」を考え込んで、相手をよく見ていない状態だったりすると、話のツボをうまくみつけることができません。

 

会話を弾ませるためには、とにかくいろんなネタを持っていなければならないと思いがちですが、実はそうでもないんですね。

 

相手が興味を示さないネタをいくら持ち出してきたところで、会話は続きません。

 

会話を長く続けるためには、相手に自由に話してもらうということが大事です。

 

そのためにも、相手をちゃんと観察して、相手が一番話したいことについて話してもらうことが、ポイントになってきます。

 

会話を長続きさせるのに、たくさんのネタや上手にしゃべり続けるテクニックは、必要ありません。

 

相手に圧迫感を与えないように上手に質問をして、相手が話したがっていることを聞き出せれば、後はいくらでも相手が話してくれます。

 

会話の中でたくさん話すのは、自分ではなくて、相手なのだということに注意しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

プロフィール&ご挨拶

コメントを残す

*