生き方を変えたければ、物の見方を変えると一瞬で変えられる

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運が悪い、努力しても報われない、失敗ばかり・・・。

 

そんな人生では、嫌になってきますよね。

 

「なんとかして、うまくいくようにしたい!」

 

そう思う人は、多いはずです。

 

実は、ちょっとした言葉の言い換えで、人生をいい方向に変える方法があります。

 

今回は、そんな言葉のテクニックをご紹介します。

【目次】

物の見方を変えれば、人生はいくらでも変えられる

例えば、コップの中にジュースが半分だけ入っている状態を思い浮かべてください。

 

こんな感じですね・・・

誰かが、あなたのために、ジュースを入れてくれたとしましょう。

 

このコップに半分入れられたジュースを見て、どう感じますか?

 

「半分しか入れてくれないの?」と思いましたか?

 

それとも「え?もらえるの?ラッキー!」と思いましたか?

 

全く同じものを見ているのに、感じ方は人によって違うということは、理解できますよね。

 

「半分しかない」と見るのか、「半分も入っている」ととらえるのかで、その後の行動も変わってきます。

 

「半分しかなかった」と感じる人は、もらえたジュースの少なさに不満を感じ、ジュースをくれた人に対して、「この人は、私のことが嫌いなんじゃないの?」と不信感を持ってしまいます。

 

そんなことをしていると、だんだんと付き合いも悪くなってしまい、運が悪い方向へ行ってしまいます。

 

逆に、量は少なくても、ジュースをもらえたことに感謝できる人は、気持ちよく一日を過ごせるでしょうし、人付き合いもいい方向にいって、運もよくなるでしょう。

 

物の見方が違うというだけで、感じ方に違いが出てきて、さらには、その後の行動にも違いが出てくるんです。

 

だから、物の見方を少しかえるだけで、生き方を大きく変えることができるんです。

 

「運」を「確率」と言い換える

ゲームや試合なんかで、流れをつかめずに負けてしまうと、「今回は、運が悪かった」って思いますよね。「勝負は時の運」とも言いますから、勝つ上では、運は大事な要素です。

 

でも、負けたことを運のせいにしてばかりだと、いつまでたっても成長できません。

 

なので、どうするかというと、「運が悪かった」を「勝てる確率に問題があった」と言い換えるんです。

 

「どちらも同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、とらえ方は全く違います。

 

運というと、もはや神の力でしかコントロールできないものって感じですよね。

 

科学的にはどうにもならないものだから、変な開運グッズやおまじないなんかで、なんとかして運を上げようとするわけです。

 

逆に、確率というと、人間の力でコントロールできるものです。

 

宝くじだって、たくさん買えば、それだけ当選する確率は上がりますよね。

 

一見してギャンブルのように見えるものでも、データを分析して成功パターンのようなものを見抜けば、うまくいく確率は格段に上がります。工夫次第では、自分に有利な方にもっていけるわけです。

 

成功できないのを運のせいにしていたら、何も行動を起こそうとしなくなります。

 

でも、成功する確率を高めるにはどうすればいいのかを考えるようにすれば、いいアイデアも浮かんできますよね。

 

そうやって行動していくことで、結局、コントロールできないと思っていた運でさえ、コントロールできるようになっていくんです。

 

「運」という言葉を使うと、受け身な感じになってしまいますが、「確率」という言葉を使えば、成功するために有利な条件を整えようと積極的に動こうという気持ちが出てきます。

 

「努力する、がんばる」を「工夫する」と言い換える

「努力する」や「がんばる」って、日本人の好きな言葉ですよね。学校や会社で、この言葉を使っている人は、たくさんいます。

 

でも、「努力する」や「がんばる」と言っても、具体的に何をどうするのかということが分かりにくいとは思いませんか?

 

結果を出そうと気合を入れても、結局、空回りしてばかりで、残念な状態になってしまう人はたくさんいます。

 

そこで、この「努力する」や「がんばる」という言葉を、「工夫する」と言うふうに言い換えます。

 

「努力する」や「がんばる」という言葉は、精神論的な言葉ですが、「工夫する」という言葉は、自分の頭で考えて合理的にやるという意味が込められています。

 

日本人は、欧米の人に比べると精神論的なものが好きな傾向があるので、「もっとがんばろう!」という言い方をしても、「もっと工夫しよう!」なんて言い方はあまりしませんよね。

 

でも、伝統と呼ばれるようなものも、先人たちの創意工夫の積み重ねです。

 

何も考えずに、ただがむしゃらにがんばるといったことでは、いいものは生まれません。

 

なんだか自分は空回りしてるんじゃないかと感じたら、「努力する」や「がんばる」という言葉よりも、「工夫する」という言葉を使いましょう。

 

「失敗した」を「経験値を稼いだ」と言い換える

失敗は、誰にでもあるもの。仕事でミスをしたり、何か大きな失敗をしたりすると、誰だってへこんでしまいますよね。

 

でも、この「失敗」も、言葉の言い換え一つで大きく変わります。

 

「失敗」という言葉には、やってはいけないことや、許されないことという意味が込められています。

 

これを「経験」という言葉に言い換えましょう。

 

この「失敗」を成功の確率を高めるための貴重な「経験」ととらえることで、成功をつかみ取るために必要なものとして受け取ることができます。

 

「失敗」は、たくさんあってはいけないものですが、「経験」は、たくさんあればある程いいものですよね。

 

「失敗ばかりの人」というと、なんだか頼りない感じになってしまいますが、「経験豊富な人」というと、頼りがいのある人に一変します。どこに地雷が埋まっているのか全部知っている人って感じですよね。

 

失敗してしまった時の精神的なダメージも、貴重な経験を積んだんだととらえることで、かなり軽減されるでしょう。

 

失敗というネガティブなイメージにとらわれるのではなく、経験というポジティブなイメージでとらえることが大事です。

 

そうすることで気持ちが前向きになり、成功を引き寄せやすくなります。

 

自分が見ていない、もう一方の面を見る

物事には、たいていポジティブな面とネガティブな面の、二つの側面があります。

 

しかし、人は同時に二つのことを考えることができません。そのため、いつも一方の面しか見ないという状態になってしまうんですね。

 

内向的な人だと、どうしても言葉のネガティブな面ばかりを見てしまいがちです。

 

そんな時には、言葉のポジティブな面に目を向けてみましょう。

 

「押してダメなら、引いてみろ」みたいな感じで、どうしても行き詰ってしまっていると感じるときには、自分が見ていないもう一方の面にも目を向けてみることをおすすめします。

 

そうすることで、自分の生き方も大きく変わってきます。

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